地下タンク漏洩検査
地下タンク漏洩検査 -Underground tank leak inspection-
消防法14条の3の2に基づく検査(加圧検査など)
消防法(法第14条の3の2)により、地下タンクおよび地下埋設配管の定期点検の一部として漏洩検査が義務づけられています。
地下に埋設されたタンク・配管は、経年劣化や近年増えている災害等の影響を受け、破損や腐食を起こす場合があります。
こうした不具合は土壌汚染、さらなる事故災害へつながる恐れもあり、決しておろそかにすることはできません。
漏洩については毎日・毎週・毎年の時期に応じた点検項目が設けられ、確かな知識と経験を持つ人材が必要となります。
当社は地下タンク定期点検事業者認定を受け、確実・迅速な検査を実施しています。
業務内容
・加圧検査
・微加圧検査
・微減圧検査
・液相部検査(聴音検査・水位検査)
・磁気探査試験等
地下タンク漏洩検査について
消防法における点検項目
平均の使用量に対して減量が早くないかを確認します。1週間に1回の累計の計算を行う場合は、毎週決まった曜日に行う。
漏洩検査管によって油漏れがないかを確認します。1週間に1回以上の点検を行い、異常の有無を確認する。
地下タンク漏洩検査の種類
加圧検査 | 地下タンク内の油液を空にして実施する検査 |
気相部検査 | 地下タンク内に油液を貯蔵したまま実施する検査 |
液相部検査 | 液相部における漏洩箇所の有無を確認する検査 |
1、加圧検査
タンク内部の清掃・目視点検をした後、検索する範囲を密閉します。これを窒素ガスにより加圧、一定時間の活力変化を測定・記録し、漏洩の有無を判断します。漏洩部分の特定が容易なメリットもあります。一時的にタンク内の油液を空にするため、タンクローリーなどの施設が必要です。
2、気相部検査
密閉した検査範囲の圧力を操作しながら、一定時間の圧力変化を測定・記録し、漏洩の有無を判断します。
圧力操作の方法には微加圧法、微減圧法などがあります。平成16年の法改正により、気相部検査を実施する場合は、液相部検査を同時に実施すると定められています。
3、液相部検査
平成16年の法改正で、気相部検査と一緒の実施が必要となりました。
密閉したタンク内を減圧、検査機器を取り付けて検査を実施します。タンク外部から侵入する気泡音を検知する聴音検査、タンク外部から侵入する水を検知する水位検査があります。
基本的には1年以内に1回実施すること(危険物の規制に関する規則第62条の4第1項)になっていますが、完成検査から15年以内の施設および、タンクの構造や自主点検実施等で3年以内に1回の実施になる場合もあります。
点検結果の保存期間は、3年間です。
罰則について
・定期点検を実施しない場合 … 30万円以下の罰金または、拘留(消防法第44条3の3号)
・点検結果を作成せず虚偽の点検記録を作成又は点検結果を保存しなかった場合 … 許可の取り消し又は使用停止命令(消防法第12条の2)
が課せられる場合があります。
Q&A
よくある質問
関連する法令
地下タンク漏洩検査
消防法14条の3の2に基づく検査(加圧検査など)
消防法(法第14条の3の2)により、地下タンクおよび地下埋設配管の定期点検の一部として漏洩検査が義務づけられています。
地下に埋設されたタンク・配管は、経年劣化や近年増えている災害等の影響を受け、破損や腐食を起こす場合があります。
こうした不具合は土壌汚染、さらなる事故災害へつながる恐れもあり、決しておろそかにすることはできません。
漏洩については毎日・毎週・毎年の時期に応じた点検項目が設けられ、確かな知識と経験を持つ人材が必要となります。
当社は地下タンク定期点検事業者認定を受け、確実・迅速な検査を実施しています。
業務内容
・加圧検査
・微加圧検査
・微減圧検査
・液相部検査(聴音検査・水位検査)
・磁気探査試験等
地下タンク漏洩検査について
消防法における点検項目
平均の使用量に対して減量が早くないかを確認します。1週間に1回の累計の計算を行う場合は、毎週決まった曜日に行う。
漏洩検査管によって油漏れがないかを確認します。1週間に1回以上の点検を行い、異常の有無を確認する。
地下タンク漏洩検査の種類
加圧検査 |
地下タンク内の油液を空にして実施する検査 |
気相部検査 |
地下タンク内に油液を貯蔵したまま実施する検査 |
液相部検査 |
液相部における漏洩箇所の有無を確認する検査 |
1、加圧検査
タンク内部の清掃・目視点検をした後、検索する範囲を密閉します。これを窒素ガスにより加圧、一定時間の活力変化を測定・記録し、漏洩の有無を判断します。漏洩部分の特定が容易なメリットもあります。一時的にタンク内の油液を空にするため、タンクローリーなどの施設が必要です。
2、気相部検査
密閉した検査範囲の圧力を操作しながら、一定時間の圧力変化を測定・記録し、漏洩の有無を判断します。
圧力操作の方法には微加圧法、微減圧法などがあります。平成16年の法改正により、気相部検査を実施する場合は、液相部検査を同時に実施すると定められています。
3、液相部検査
平成16年の法改正で、気相部検査と一緒の実施が必要となりました。
密閉したタンク内を減圧、検査機器を取り付けて検査を実施します。タンク外部から侵入する気泡音を検知する聴音検査、タンク外部から侵入する水を検知する水位検査があります。
基本的には1年以内に1回実施すること(危険物の規制に関する規則第62条の4第1項)になっていますが、完成検査から15年以内の施設および、タンクの構造や自主点検実施等で3年以内に1回の実施になる場合もあります。
点検結果の保存期間は、3年間です。
罰則について
・定期点検を実施しない場合 … 30万円以下の罰金または、拘留(消防法第44条3の3号)
・点検結果を作成せず虚偽の点検記録を作成又は点検結果を保存しなかった場合 … 許可の取り消し又は使用停止命令(消防法第12条の2)
が課せられる場合があります。
Q&A
よくある質問
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